コミュニティ

共に学び、共に実践するお寺のコミュニティ

香境庵

お香づくり体験香坊香境庵

塗るお香

商品名:「塗るお香 くろゆり香」  容量:3g入り 上代金額:1,000円(税抜価格)

北海道命名150年と、「カムイと共に生きる上川アイヌ」の日本遺産登録を記念

北海道の「クロユリ」をイメージした、からだに塗るお香
「くろゆり香」を発売

北海道に多く咲く「黒百合(くろゆり)」の花をイメージした、塗香(からだに塗るお香)「くろゆり香」を、上川アイヌの郷土史研究が盛んな旭川龍谷高等学校郷土部などとの共同で開発しました。
当寺と流川香ネットショップ(https://ryusenko.com/)にて通年で販売中。

□ 香「くろゆり香」開発の経緯

2018年は北海道命名150年。また、本年6月には、当寺のある旭川・上川地方においては「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界」が北海道で3件目の日本遺産に登録されました。
 当寺では、これを記念した品として、北海道に咲き、「恋」を花言葉とする「黒百合」をイメージして、新しいお香を企画しました。
 「くろゆり香」は、住職自身が理事長を務める旭川龍谷高等学校(北海道旭川市豊岡5条4丁目4-1)でアイヌの人々の文化を日々研究する郷土部の生徒たちと、お香の専門家「香想師」である岩佐喜雲(いわさ・きうん)氏の監修によって共同開発したものです。

□ 「黒百合」は恋が成就する縁起の良い花

北海道を舞台にした松竹映画「君の名は(第二部)」の主題歌、【黒百合の歌】に「黒百合は恋の花 愛する二人に捧げれば二人はいつか結びつく」という歌詞があるように、当地では好きな人への想いを込めた黒百合をその人の近くにそっと置き、相手がその花を手にすれば、二人は結ばれるという言い伝えがあるので、黒百合は「恋が成就する縁起の良い花」とされています。
明治26年創建から旭川の開拓と共に歩んできた当寺では、北海道命名150年と、日本遺産登録という記念すべき節目を契機として、地域の文化を次の時代に継承していくために、自然と平和を愛するアイヌの人々に思いをはせながら、このほかにも様々な取り組みを積極的に展開していきたいと考えています。

参考資料

個人に広まりつつある「塗香」とは

塗香は文字通り、火を使わずにそのまま体に塗るお香です。塗香はお釈迦さまが蓮の葉に溜まった水でお香の粉末を溶いて使った「はじまりのお香」と言われています。香木と漢方の原料を混ぜてきめ細かな粉末にしたもので薄茶色をしています。これまで一般にはあまり知られていませんでしたが、近年では、塗香をフレグランスのように身に付けたり、自宅でリラックスするときや、集中力を高めるために使うなど徐々に個人にも広がっています。

旭川龍谷高等学校 郷土部の主な受賞歴 https://ryukyoudo.exblog.jp/

塗香は文字通り、火を使わずにそのまま体に塗るお香です。塗香はお釈迦さまが蓮の葉に溜まった水でお香の粉末を溶いて使った「はじまりのお香」と言われています。香木と漢方の原料を混ぜてきめ細かな粉末にしたもので薄茶色をしています。これまで一般にはあまり知られていませんでしたが、近年では、塗香をフレグランスのように身に付けたり、自宅でリラックスするときや、集中力を高めるために使うなど徐々に個人にも広がっています。

昭和46年 旭川市文化奨励賞
昭和47年 北海道文化財保護功労者賞
平成12年 全国高等学校総合文化祭「郷土研究部門 民族・文化分野」最優秀賞
/ 旭川市教育委員会教育奨励賞 
平成14年 全国高等学校総合文化祭「郷土研究部門 民族・文化分野」最優秀賞 / 文化連盟賞